携帯メールに来た「有料サイトの未払金請求」
相談内容・・・・・・・ (株)〇〇〇の〇〇と申します。
お客様がご使用中のPC・携帯電話より以前登録された総合情報サイトから、無料期間中に退会処理がとられていない為に登録料金、延滞料金が発生しており現 状未払いとなっております。このまま放置してしまうとお客様の身元調査後、ご自宅やお勤め先への回収業者による料金回収となります。そのような手続きを行 いますと調査費用、回収手数料などはご利用規約どおり全額お客様負担となります。もし調査前段階の現状の額面にて事前に処理をご希望であれば、翌営業日の 正午までにご連絡をください。
TEL 03・・・・。 受付時間 9時30分~18時 (休業日 土曜・日曜・祝日) (株) 〇〇〇担当 〇〇迄。
尚、ご連絡をいただけない場合は翌営業日の正午より手続き開始となりますので御了承下さい。ご連絡お待ちしております。
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携帯メールに送られてきた内容を見て驚いたBさん。「大手企業の名前」、「身元調査」や「自宅や勤務先への回収」という文面に、身に覚えはないけれど何のことかと、急いで連絡先に電話をしたが通じないと、相談に見えました。
サギ商法と呼ばれるこの手の督促状は、誰かが引っかかってくれたら儲けもの、と考えて送ってくる。悪質なサギ商法に引っかからないためには、兎に角、冷静になること、そして、身近な人に相談することが一番大切。
しかし、本当だったらという不安が持ちあがり、内容が内容だけに、他の人に相談することができる人は少ないのが現状で、自分自身「覚えがないが・・・」と思いながらも、「もしかしたら・・・」と、直ぐに相手の連絡先に電話を掛けてしまうことが多い。
何度も送られてきたら不安になるかもしれないが、電話をすることはあなたの個人情報が相手に登録されること。
詐欺師は電話が来るのを待っているのだから、無視をすること。なにもせずに放っておくこと。そして一番大事なことは、専門の相談窓口に相談すること。
振込んだ後になって、落ち着いて考えたら何かおかしいと思って相談するケースが多いが、相手先を特定することができず、お金を取り戻すことは非常に困難。 県労福協相談ダイヤルの他に、県消費生活センター( 026-223-6777)や、各警察生活安全課が窓口です。振込む前に信用のおける相談窓口に相談を。
アドバイザー