2015年5月01日
県中央メーデー~STOP!安倍暴走政治・暮らしと雇用、平和を守れ 県労連~
第86回長野県中央メーデーが、5月1日(金)に開催されました。
快晴の下、労働組合、市民団体などから約1500人が、長野市ひまわり公園に
集まりました。
細尾俊彦県労連議長は、主催者挨拶で、「安倍首相が強権的に進める政治は、
保守・右翼政治というよりも、戦前への復古政治に近い。要求の一致に基づく
『一点共闘』の連帯を強めることが、国民共同の広がりと発展をより大きくする、
それが沖縄でのたたかいで示された。沖縄で生まれた連帯を、日本の政治の『例外』に
するのではなく、ぜひ日本の政治の『典型』にしよう。労働時間法制の改悪が
『高度プロフェッショナル労働制』という名目で進められている。この『残業代ゼロ』制度は、
間違いなく企業の総人件費抑制のために使われる。この企みを、全ての労働者の団結で葬り去る、
そのたたかいに立ち上がろう」と呼びかけました。
今年のメイン企画は、「『戦後・被爆70年』『春闘60年』STOP!安倍暴走政治、暮らしと雇用、
平和を守れ」をテーマに、朗読・音楽・横断幕で構成されたステージで、各団体から、戦争する
国づくり、労働法制改悪、社会保障制度の改悪、辺野古新基地建設、それぞれに強く反対する切実な
訴えがありました。集会では、「歴史的岐路にある『戦後・被爆70年』の節目の年に、安倍暴走政治に
国民協同の力でストップをかけるため、職場・地域からのたたかいをつよめていこう」としたメーデー
宣言が採択されました。
この後、参加者は、「大幅賃上げ実現」、「8時間労働を守れ」、「TPP交渉撤退」、
「消費税10%増税中止」などのシュプレヒコールを力強く叫び、長野駅前までデモ行進を行いました。