2006年7月28日
岡谷市・辰野町で災害支援ボランティア活動に参加!
岡谷市・辰野町で災害支援ボランティア活動に参加!
-平成18年7月豪雨-
7月中旬から下旬にかけて、梅雨前線の停滞により、長野県内は記録的な豪雨となった。特に南信の岡谷市、辰野町・箕輪町などは、土石流や、堤防の決壊に より甚大な被害を被った。特に被害の大きかった岡谷市では、19日に発生した土石流によって多くの家屋が全倒壊し、県下では11名の犠牲者を出し、28日 の労福協の救援支援の際には、9市町村約500名の住民が未だに一時避難生活を余儀なくされていた。
大規模土石流発生後約1週間後の、28日に社協からの支援ボランティアの募集に対し、県労福協は急遽県内関係団体に呼びかけ、ボランティアを募り、千葉県労福協と共に、岡谷市と辰野町にボランティアに入った。
岡谷市に入ったボランティアは大規模土石流のあった湊地区の隣の花岡地区で支援活動を実施した。花岡地区は既に道路上からは土砂が撤去されていたが、住 宅の庭や空き地にはいまだ20センチ以上の土砂が堆積し、車が通ると渇いた泥が舞い上がっていた。また住宅の倉庫などまだ泥の撤去が残っているところも多 いようだった。
この日ボランティアは主に地区公民館の敷地内の土砂の撤去と公民館内の泥の拭き取り、壁の泥落としなどの作業を行った。また、老人世帯でなかなか作業の進まない住宅の泥の撤去や歩道の泥流し、側溝に堪った50センチもの泥のすくい出しも行った。
花岡地区へは県労福協と千葉県労福協らを含む約50名のボランティアが入った。
辰野町に入ったボランティアは、重機の入らない住宅の狭い場所からの土砂の撤去を、バケツリレーで運び出した。
この日は降り続いていた雨も止み、夏の日差しが照りつける中の作業となったが、参加したボランティアは与えられた作業を汗だくになりながらもくもくと取り組んだ。
※詳細は機関紙「ながの労福協」第236号を参照