2011年8月06日
徳島県労福協PSセンター視察
徳島県労福協PSセンター視察
中間的就労の場を創出・拡大が必要!
PSモデル事業を今年の5月16日より受託し実施している徳島県労福協の現状について、青木専務理事とNPO法人ホットラインながの井出APSが、「パーソナル・サポートセンターとくしま」を訪問、視察研修を行いました。
8月6日(土)、徳島市「ヒューマンわーくぴぁ徳島」で行われた、PSモ事業を進める上で重要となる就労の場の拡大を求めた「コミュニティービジネスのす すめ」に参加。徳島労福協久積会長、東條常勤理事及びNPO関係団体の皆さんと「ふれあい・支えあいのコミュニティービジネス」をどう普及啓発の促進する か等の意見交換を行いました。
その後、同ビル二階にある「PSサポートセンターとくしま」を訪問し徳島労福協辻常勤理事、坂尾センター長他4人のサポーターとPS事業の具体的な取り組みについて意見交換を行いました。
徳島では、5月の開所以来124人の相談者があり、就職を希望しながらも生活や健康に問題があるため求職活動が困難な人が多く、社会福祉士や産業カウンセ ラー等の資格を持つ23~63歳の専門員12名のサポーターが相談対応にあたっているそうです。また、課題として所持金〇円の生活困窮者に対し直ぐに活用 できる資金がないこと、一般企業の求人が見込めない中、中間的就労の場の創出・拡大が必要であること、また、女性相談者が少ないのは、情報が行き渡ってい ないのではないか等が挙げられました。
長野県のPS事業でも共通している課題もあり、今回の視察を参考に、長野県独自のPSモデル事業を作り上げてゆきたいと考えています。
また、徳島県労福協はその他にも、「子育て広場」「徳島生活あんしん倶楽部」「若者支援ジョブスタとくしま」『NPO・市民団体活動ガイドブック』発行等の多くの事業の展開をしており、非常に参考になりました。