活動報告

2012年2月18日

上小労福協「生涯生活サポート研修会」開催


上小労福協では、県労福協が取り組む生活安心ネットワークの一環として、今回で7回目となる「生涯生活サポート研修会」を2月18日(土)上田市勤労者福祉センターに於いて県労福協と共催で開催しました。
参加者は上小地区に働く労働組合の組合員や定年を間近に控えた勤労者の方々で、定年後はご夫婦で過ごす時間も長くなることからご夫婦での参加も推奨しながら、総勢45名の参加のもと午前10時から午後3時30分まで、ほぼ1日をかけて行いました。
セミナーは下村上小労福協会長の挨拶に始まり、最初の研修では「ライフビジョンについて」と題し、県労福協の青木専務理事から実りあるセカンドライフをめざして、約10万時間と言われる退職後の時間の使い方をワークシートを使いながらわかり易く講演されました。
続いて研修2として「セカンドライフの医療保障について」と題し、全労済太田次長より、退職後の私的保障では企業補償や社会保障をよくみて必要補償額を考 えること、また医療保障では「高額療養費制度」をよく知った上でうまく活用する事など、民間の医療保険の着目点について資料をもとに実体験談も踏まえなが ら説明がありました。
午後は分かり易い講演で受講者からも好評を得ている社会保険労務士の木島先生から「知って得する退職前後の諸手続き」と題して、年金や失業保険の受給手続 き方法、またそれらの仕組みや給付内容、再雇用時や申請時期での一番得する受給方法等々、定年前後に必ず必要となる知識について説明があり、受講者は熱心 に耳を傾けていました。木島先生の講演は受講者が身近に感じ、かつ一番知りたい内容だけに、先生は休憩時間中も質問で引っ張りだこになるなど、受講者の意 識の高さを実感したところです。
このセミナーは今年で7回目の開催となり、地域での知名度も上がっていることや対象者も増えているせいか、受講者が年々増加しています。上小労福協として も重要年間行事として、地域勤労者の生活向上に向けて今後も継続して開催していきたいと考えます。最後に、講師の皆様にはご多忙のなか貴重な講演をいただ きました事を、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
              上小労働者福祉協議会 内堀泰徳(事務局)

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