2014年1月21日
2013年度構成団体合同研修会開催
労働団体と事業団体の協同・連携に向けて!
~2013年度構成団体合同研修会開催~
1月21日(火)、千曲市・上山田温泉において、
構成団体合同研修会を開催しました。
今回は「各構成団体が連携・協同に向けてどのような役割を発揮して行くか。
県労福協にどのようなことを望むか。今、何をすべきか」を
テーマに意見交換を中心に実施しました。
また、中央労福協副会長の渡邉和夫氏を講師にお招きし、意見交換会に
繋げるために講演をいただきました。
研修会は関副理事長の開会挨拶で始まり、中山理事長が
『日頃から労福協活動にご尽力いただき感謝申し上げます。
今回は現在までの、「連携・協同検討委員会」・「労働者福祉学校」などの論議を踏まえ、意見交換会を中心に行います。
長野県の勤労者のために何が出きるのかを考え、活発な論議を行っていただきたい』と挨拶を行いました。
続いて中央労福協・渡邉和夫副会長より「労働団体と事業団体の連携(2014~2015年度活動方針)について」と題して
講演いただきました。
渡邉講師からは、まず、中央労福協2020年ビジョンについて、結成60周年(2009年)に10年先を展望したものであり、
今後の運動の方向性と基本目標の内容であること。国際協同組合年を契機に、協同組合の認知度を高め、
社会的役割の発揮が重要との話がありました。
そして、中央労福協で取組んでいる「労働団体・事業団体連携行動委員会」の2つのグループ
①利用推進グループ
②共助拡大グループの議論のまとめと、中央労福協の活動方針から、
①「協同事業の利用促進」として、構成団体全体の中で認識を共有し、労働組合と事業団体との具体的連携に向けた
協議の継続と、各地域レベルまで落とし込んだ協議の場を作ることの重要性、
②「共助拡大運動」として、ライフサポート友の会のモデル地域の設定に着手することを訴えられました。
次に各構成団体から「連携・協同に向けてどのような役割を発揮して行くか」また、「県労福協に望むこと」についての
報告があり、根橋連携・協同検討委員会委員長の司会で活発な意見交換が行われました。
主な意見及び提案は
・各構成団体が労福協の理念と目的や役割を明確化し、役員段階で認識の共有化を図り、
そして、自らの役割を最大限果たして行く。
・「労福協パンフレット(仮称)」を協同作成し、組合員・利用者のライフサイクルに対応した情報発信を行う。
・労働3団体が一致できる課題で連携し、統一して対応することを模索。
・若い組合員で構成する青年委員会活動や交流イベントの開催。等
最後に奥原副理事長より「本日の意見交換会は大変有意義なものであり、
この論議を発展させ、県労福協の活動に取り込んで行きたい」と閉会の挨拶がされました。