ご挨拶

 一般社団法人長野県労働者福祉協議会は、「福祉はひとつ」を原点に「すべての働く人の幸せと豊かさをめざして、連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会」を基本理念とし、労働団体と退職者組織、ろうきん・こくみん共済coopなど9加盟組織と13地区労福協が連携することで、労働者自主福祉運動や協同組合運動の共助の輪を広げるための県中央組織です。

 

◇ 世界に究極の不連続性をもたらしたコロナ禍、さらには国際情勢の緊迫化や地政学的リスクの顕在化などからくる不確実性の波は、多くの働く仲間とその家族に及んでいることは言うまでもありません。そしていま、私たちの目の前に突き付けられているのは、少子高齢化や長年の経済縮小がもたらした負のスパイラルの闇のなかで、雇用の劣化をはじめ、賃金水準の地盤沈下、格差の固定化と貧困の連鎖など、雇用や暮らしを傷み続けてきた現実であり、急激な物価高やパンデミックなどによって、働く仲間の雇用や暮らしへのダメージは深刻さを増している厳然たる事実です。

 

◇ 誰もが一瞬のうちに共通体験している「今こそ労福協の出番」という認識をさらに高め、私たちの最大の拠り所である「連帯・助け合い」のかたちの幅を広げ社会の健全性を立て直し、一人ひとりの力は無力でも、人と人がつながり組織の壁を超えた共創によって困難に打ち勝つ姿を発信していかなければなりません。

中央労福協は2019年の結成70周年を迎えるにあたり、一体感のある運動を推進するとともに、将来の環境変化を見据えた労福協が進むべき方向性を「2030年ビジョン」として、

多様なセーフティネットで、働くことやくらしの安心を支えます!

労働組合と協同組合が連携・協同し、共助の輪を広げ、すべての人のくらしを生涯にわたってサポートします!

地域の様々なネットワークで、支え合い、助け合う地域共生社会をつくります!

労働者福祉運動を継承・持続するために、人材を育成し、財政基盤を確立します!

の4つの未来像を策定しています。私たち長野県労福協は「2030年ビジョン」に沿って、加盟団体や関係する諸団体との“密接なつながり”のもと、新たな社会を切り拓き希望ある未来づくりに確実な一歩を踏み出してまいります。

 

◇ 働く仲間に寄り添い「頼りになる存在」としての労福協の真価が問われています。困難な状況にある方々のために、私たちができることを考え、労福協ならではの歩みを着実に進めていかねばなりません。すべての働く仲間・生活者の身近な存在として、助けが必要なときに寄り添い、ともに進む、頼りになる拠りどころになれるよう、これまで以上に労福協運動が持つ価値の発信に努めてまいります。

引き続き、皆さま方のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

構成団体:日本労働組合総連合長野県連合会長野県平和・人権・環境労働組合会議

長野県労働組合連合会長野県労働金庫こくみん共済coop長野推進本部

長野県生活協同組合連合会長野県労働者住宅生活協同組合、長野県勤労者協議会連合会、

長野県退職者連合

 

 

 

 

組織概要

組織名一般社団法人 長野県労働者福祉協議会
(略称:長野県労福協、愛称;ライフサポートセンターながの)
所在地〒380-0838 長野県長野市県町484-1 センターボア205
TEL:026-232-6667  FAX:026-232-6672
設立1960年11月30日
沿革
1951年 2月 8日県労福協の前身である「長野県勤労者福祉対策協議会(県福対協)」結成
1960年11月30日「長野県労働者福祉協議会」結成
2006年 6月~「生活あんしんネットワーク」事業(3期6年)を開始
2010年 9月29日一般社団法人格取得
2010年11月30日創立50周年記念式典開催
2011年 4月 1日一般財団法人長野県労働者福祉基金協会と合併、新たに一般社団法人長野県労働者福祉協議会スタート

概要

長野県労働者福祉協議会(略称:長野県労福協)は、県内の労働団体や福祉事業団体と協力し、「連帯・協同でつくる安心・共生の福祉社会をつくろう!」をスローガンに、すべての働く人々が互いに力を合わせ、生活環境の向上・家族との暮らしの安心と幸せづくりを目指した福祉活動を推進しています。

活動内容

交通アクセス